まちに息づく“根”と“風”を編み、多様な混ざり合いを楽しむ
雑誌全体の特集に合わせて「風(新しい視点や感性)」と「根(歴史や文化)」という2つの軸から店舗を紹介し、誌面レイアウトやコラム構成などを通じて、まちの多様な表情が自然に溶け合うような誌面づくりを意識。
東京の八重洲・日本橋・京橋を中心に全国で配布されているフリーマガジン「Have a nice PHOTO!」。
2025年秋開催の都市型アートフェスティバル「T3 PHOTO FESTIVAL TOKYO」特集号にて、企画ページ(10P)を担当しました。
フェスティバルのテーマ“庭”に込められた「混ざり合い」という思想を背景に、開催地である東京の八重洲・日本橋・京橋・銀座の4エリアをめぐるまち歩きページを構成。
店舗選定では、長くこの地に息づく営みを持つお店と、新しい風を吹き込む個性豊かなお店の2軸を設定。ただし誌面では明確に分類を示さず、また同一フォーマットの店舗紹介が続く誌面に単調さが出ないよう、デザイナーやイラストレーターと検討しながら、色やレイアウト、配置でまちに混ざり合う多様な息づかいを表現しました。
店舗紹介の執筆では、限られた文字数の中でもそれぞれのお店の「らしさ」や「こだわり」が
自然に伝わるよう、トーンや言葉選びを意識。
また、各エリアの紹介の合間に4本のコラムを配置し、読者の関心が少しずつお店からまちへと広がっていく構成としています。
(例:プレゼントを選ぶ→展示作品を鑑賞する→お店に尋ねる→歴史やコンセプトを知る)
全体として、読者がまちの奥行きや文化の重なりを柔らかく感じ取れるような誌面づくりを目指しました。
詳細情報
クライアント(敬称略)
株式会社シー・エム・エス
用途
東京の八重洲・日本橋・京橋・銀座エリアで開催される都市型アートフェスティバルの開催と連動し、点在する展示作品を鑑賞しながらまち歩きを楽しむための企画ページ
ターゲット
同エリアで働くワーカー、観光者、アートや文化芸術・写真に興味関心を持つ方
形式・使用場所
紙媒体(フリーマガジン)/デジタルブック
担当範囲
企画構成/リサーチ/取材調整/原稿執筆/外注手配(イラストレーター・フォトグラファー)/進行管理
使用ツール
チーム共有ツールとしてNotion/Google Drive/Google Map
制作時期
2025年





